其の一
屋台餃子の元祖として
屋台餃子の元祖【安兵衛】は創業昭和45年、高知県高知市の繁華街から少し離れた川沿いで5、6席ほどの小さな屋台での営業を始めた。
当初は屋台の名前もなくメニューもラーメンと餃子だけ、ふつうは飲みの〆にはラーメンだが、その屋台の餃子がアテにも〆にも食べやすいと評判となり小さな屋台も年々と席数が増えていき、今では50人も座れる屋台となり、昔ながら毎日屋台を組み立てブルーシートを張り、提灯に灯をともし、今なお屋台餃子の元祖として【屋台安兵衛】は営業をしている。