高知といえば、名物「屋台餃子」

酒の国と呼ばれる高知県。数は減ったものの屋台文化が色濃く残り、今でも屋台として営業している店が多い。飲みの〆で屋台のラーメンを食べるのが一般的だが、酒呑みの多い高知の屋台ではラーメンだけではなく、お酒のアテが多く置かれていた。そのなかで、ある屋台の餃子がアテにも〆にも食べやすく美味しいと評判となり、高知の屋台では餃子が主流となり『酒を飲んだ後は屋台の餃子で〆る』文化がうまれる。

現在では屋台だけではなく餃子専門店や、多くの飲食店でその餃子が置かれるようになりいつからか屋台の餃子は『屋台餃子』と呼ばれるようになる。今では高知名物の一つに代表され、県内外問わず、多くのお客様に愛されるようになった。

屋台餃子

屋台餃子とは?

飲みの〆として食べられる餃子というだけあって、小ぶりで女性にも食べやすい大きさ、大きな特徴としては、一般の餃子の皮の半分程の薄皮で包んだ餃子を、焼いたとも、揚げたとも違う独特の作り方で焼き揚げた黄金色の見た目と、パリパリとした食感である。

餃子の餡には豚肉、キャベツ、ニラ、ニンニク、ショウガと定番であるが、野菜の割合が多く、生産量日本一の高知県産のニラとショウガを使用。薄皮で野菜が多く、軽い食感、今までの餃子とは全く違い、一度食べるとヤミツキ間違いなしの餃子である。